12月1日(記事を書いています)から、新型コロナワクチン3回目接種が日本中で始まります。
マスコミがこのように伝えていますが、西尾市では少し遅れて始まります。3回目の集団接種は来年の2月12日から始まる予定で、土曜日の午後、日曜日の午前と午後の3回で、それぞれ500人づつ接種となります。
1度の接種人数が200人から500人に増えますので医師は3人、看護師は6人と1.5倍の体制となります。
接種できるのは、2回目接種から8か月以上経過した人で、医療従事者、高齢者優先などの順番はなく、3回目の接種券が来た方は、近くの医療機関で予約して、接種が可能となります。接種券は2回目の接種から8か月が経過した人から順次来るようになっています。
私たち医療従事者は、2回目接種が今年の5月初めで、8か月後は来年の1月になります。
3回目接種券が来年の1月までに来て、おそらく自分のクリニックで接種することになります。
現在、日本では12歳以上の小児が新型コロナワクチンの接種を受けられます。
本院でも9月から11月まで、予約して接種希望のある方にコロナワクチンを接種しました。
数は多くないですが、180人に2回づつ360接種しました。
12歳から15歳の方は51人、それ以上の年齢の方は129人になりますが、小児(15歳以下)が3分の1以下で、思ったより少なかった印象です。
これにはいろいろ原因はあると思われますが、1つは小児の感染者が少なく、重症化もすくないこと。
2つ目は現在、流行が収まっていること。3つ目は、小児の副作用に関するデーターが少ないため、様子を見ようとの思いがあると考えられます。
新しい変異株 オミクロンが話題になっています。
日本でもすでに2例が報告されました。
どこまで広がるのか?感染性は強いのか?重症化するのか?関心が集まっています。